島根 出雲

SHIMANE Izumo

晴れ/穏やかに蛇行しながら流れる斐伊川に朝日が昇る。

備忘録

ここは島根の北西に位置する出雲の斐伊川。
奥出雲の船通山を源に出雲を北西によぎり、宍道湖に注ぎます。
およそ70キロの一級河川です。
斐伊川が運んできた土砂が堆積して肥大な平野が宍道湖の西側に広がります。
https://55s-ken.jp/na/archives/archive-420/
(これは2019年5月に行った時に撮影した出雲平野からの夜明けです。)
穏やかに大きく蛇行しながら宍道湖に注ぐ斐伊川。
大和大蛇伝説のヤマタノオロチにたとえられたこともうなづけます。
https://55s-ken.jp/na/archives/archive-481/
2年前もここ斐伊川で撮影しました。
出雲の国は空気そのものに神々の息づかいが感じられる場所のような気がします。
全てが穏やかで、荒々しい海岸も険しい山々もないのです。
なんか大陸的な趣もあるのです。
宍道湖の落日を賞賛する人は多いですがボクは出雲からみた朝景も好きです。
https://55s-ken.jp/na/archives/archive-429/
(これは宍道湖からの夕景動画です。)
出雲といったら大国主命(オオクニヌシノミコト)。
国譲りの代償として壮大な宮殿を建ててもらい、それが今の出雲大社の起源だとも言われています。
古事記にでてくる大国主命はすごく優しい神様の印象があります。
因幡の白兎の時もそうだったし、高天原から国譲りの使者が来た時もそうでした。
基本は温和で優しい神様なような気がします。
なんか、そんな雰囲気がここ出雲の自然には感じられます。
そうだ、今度は神在月に行ってみよう!!(島根以外では神無月です。)
八百万の神がここ出雲に会議で招集される神在月、何の会議かは知らんけど八百万の神で賑わう出雲に行ってみたいと思います。
稲佐の浜でこっそりと八百万の神の発言を聞いてみたいものですね。

日本の絶景、美しき日本がここにもあります。
Welcome to Amazing Japan!

Photographed:坂本憲司(Sakamoto Kenji)
Music:AKIRA ∞ IKEDA

撮影日時

2021年4月10日 AM5:25~AM6:33 1℃

島根県

撮影カテゴリー

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