鹿児島 奄美大島 戸円

KAGOSHIMA Amami Oshima

晴れ/残照を浴びてるアダンとキラキラと光る海が印象的だった春の夕景

備忘録

ここは、奄美大島のほぼ中央部西側にある大和村の戸円です。
映像の最後に映っているザワザワと風に揺れている植物はアダンです。
パイナップルみたいな実をつけるのですが、このアダンを見ると島に来たなと実感します。
その他にもガジュマルやビロウやタロイモ、ヘゴも蘇鉄も一年中咲いているハイビスカスも島に来たと実感する植物です。
春に行くとイソヒヨドリのつがいが朝からず〜っと鳴き合っています。
まるで夫婦漫才でも聞いてるかのように波音の合間にピーチクパーチクとお喋りしています。夏の間はアカショウビンがキョロロロと独特の鳴き声で迎えてくれます。カワセミを赤くしたような可愛い鳥です。島ではアカショウビンの鳴き声が聞こえなくなると夏も終わりだねって言われています。また、クロアゲハみたいな蝶もよく舞っています。ボクには見分けばつきませんが「あれはご先祖さんだよ。」ってクロアゲハみたいな蝶を指差しながら言ってました。わぁ、ご先祖さんがいっぱいいますねって感じです。
冬にはリュウキュウアサギマダラが森で集団越冬します。
森の木々にその数1000頭以上が身を寄せ合って寒さから身を守っています。
同じ名前のアサギマダラは長距離移動しますが、このリュウキュウアサギマダラは別種で移動はしないそうです。
家の中にはヤモリさんも多く生息しています。冬の間は小さな隙間に身を隠すようにジッと越冬しています。暖かくなると行動が活発になり、特に夜は蚊などを捕獲するために動き回っています。また、夏の夜はよく鳴いています。最初は何が鳴いているのか分かりませんでしたが正体がヤモリだと分かると可愛くも思えてきます。
でも、島に行くと一番幸せだなって思うことは緑と青の世界が広がっていることです。
植物の緑と空と海のどこまでも続くブルー、この自然豊かな世界が目の中いっぱいに広がることです。
身も心も全てが休まる感じになります。
いつまでも残ってほしい、本当にそう思います。
あっ、今回の音楽は初めての参戦のAKIRA ∞ IKEDAさんです。
なんか、音が身体の中に染み渡るようなとても素敵な楽曲です。
感謝です。

日本の絶景、美しき日本がここにもあります。
Welcome to Amazing Japan!

Photographed:坂本憲司(Sakamoto Kenji)
Music:AKIRA ∞ IKEDA

撮影日時

2021年4月18日 18℃

鹿児島県

撮影カテゴリー

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