ボクは写真のレタッチ（加工）をあまりしません。
特に自然相手に写真を撮っているとあまりレタッチする意味が無いような気がします。
なぜ？
そこには素晴らしい素材（自然風景）があるからです。
素材というとちょっと味気ないですね。
言い換えると、ちょっとした舞台なような気がします。
今回の演者は富士山、もちろん主役です。
脇を固めるのは雲であったり風であったりします。
大道具として田貫湖や空だったりします。舞台監督はサンサン太陽です。
そしてボクは記憶係りなんですね。
記録ではなく記憶なんです。笑
こんなに素晴らしい舞台環境と演者がいるのにレタッチする必要などないと思っています。
主役の富士山とゆっくりと対話し、そして雲や風を肌で感じ、舞台監督のサンサン太陽の光を予測する。これが大切だと思っています。
たった１時間ちょっとの舞台ですが、ある時には心が穏やかになったり、落ち着いたり、逆に勇気と情熱をもらったり、そして感動もします。
得るものはいっぱいあります。
いつも見慣れている風景だと頭で想像しちゃって、こんなものでしょと思うかもしれませんが真っ白な心で見てみるとまたまた違う風景に見えることもあります。
今日のこの風景はもう二度と見ることはできないのですからね。
日本の絶景、美しき日本がここにもあります。
Welcome to Amazing Japan!
Photographer：坂本憲司（Sakamoto Kenji）
Music：岡野弘幹（Okano Hiroki）成川正憲（Narikawa Masanori）
2020年12月28日 PM12:24~PM13:41 9℃
静岡県