和歌山 串本 橋杭岩

WAKAYAMA Kushimoto

晴れ/とてもドラマティックで神秘的だった朝の橋杭岩

備忘録

ここは、和歌山の串本町に位置する橋杭岩。
海岸にそそり立つ岩に圧倒されます。その長さは850メートル、ほぼ直線上に岩があるため、まるで橋の杭みたいなので、その名前がついたとか。
橋杭岩は、地中でマグマが冷え固まり、周りの岩が侵食されて姿を現したもの。
およそ1400万年前、熊野の地下深くでは、活発な火山活動が起きていて、かつて熊野カルデラという日本最大級のカルデラがあったほどという説明がありました。
でも、この景観はマグマが冷え固まり、周りの岩が波などによって侵食されて姿を現したと言った説明を読むと、今も侵食を繰り返しているのだろうし、地震による津波によって形も変わることは想像がつきます。
そうすると、ボクは今の時代の橋杭岩を見てるということになるんですよね。
形あるのもはいつかはその形を変え、もしかしたら無くなる可能性もあります。
山も川も森も、自然にその形を変化させていきます。
その時間はボクたちが生きている時間軸ではなく、もっともっと長くゆったりと流れているような気がするのです。
それにしてもこの日の朝の風景は雲ひとつなくうっとりするほど綺麗でした。
https://55s-ken.jp/na/archives/archive-133/
こちらの映像は梅雨時ということもあって雲がとても感動的でした。
同じ場所で同じ風景を撮っていますが、これだけ印象も違います。
本当に自然って偉大な芸術家ですよね。ちょっと上から目線ですが。。笑
だから、今日の風景に逢えたことに感謝しながらボクは撮ってます。

日本の絶景、美しき日本がここにもあります。
Welcome to Amazing Japan!

Photographer:坂本憲司(Sakamoto Kenji)
Music:岡野弘幹(Okano Hiroki)宮下節雄(Miyashita Setsuo)

撮影日時

2020年10月6日 AM5:21~AM6:29 17℃

和歌山県

撮影カテゴリー

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