奈良 川上 星空

Nara Kawakami

晴れ/満天の星空の下でヒトの小ささを感じた夜。

備忘録

タイムラプスでの星空撮影は初めてである。
スチール写真は経験があるが、タイムラプスとなると何とも勝手が違う。
何が違うのか!?
星空はマニュアルで撮影するのが基本である。
シャッタースピードを10秒以上開放させると星が動きブレて写ってしまう。
よく北極星を中心に星の軌跡がグルグルと回っているあの写真である。
ISOを上げすぎると画像が荒れてくる。
要するに、2000枚近く撮る時間と露出とのバランスの問題。
てなことを考えながら奈良の川上村へ!!
ここは、星空観測にはうってつけなエリアである。
光害もなく、空が澄み切っている。ご覧の通りの星空である。
23時過ぎに到着して、セッティング。
タイムラプスでの星空撮影は素人さんなので、どの方位にどのようにセッティング
すれば良いのか星空の下で悩んでしまった。笑
でも、何とか方位とカメラのセッティングが決まって撮り始めた。
ひとつ心配はバッテリーが持つかどうか!?
うっかりしてバッテリーグリップを持ってこなかったのである。
あかん、失格やね。
でも、すぐにバッテリー交換すれば映像に支障は無いと思い3時間の撮影に挑む。
1時間が経ち、2時間が経ち、寒さで身体も冷えてきた。
温かいコーヒーでも飲みたいと思ったがひとりだと無精になる。
真っ暗な中、星空を眺めながら・・・・。
なんかロマンティックだと思っていたが、現実は眠い。
さそり座があそこで、そのうちに天の川が・・・なんて考えていたらついつい落ちた。
多分、ほんの2分ぐらいだったと思う。
でも、そこを見逃さないのがバッテリー寿命。。ふと気がつくとカメラも落ちていた。
あちゃーと思い、すぐにバッテリー交換。。
映像をご覧いただくと最後の方が飛んでいる。ボクとカメラが落ちた時間である。
反省、反省。
午前3時過ぎ撮影を終了して日の出を狙いにさらに南下した。
それにしても、肉眼では天の川が目視できなかったけど、編集したらあれが天の川か〜っとちょっと感動した。
新月前後がベストなのでチャンスは少ないが、近いうちに再度挑戦したいと思った。
次回は甘いものとコーヒーをちゃんと準備して行こう。

日本の絶景、美しい日本がここにもあります。
Welcome to Amazing Japan!

Photographer:坂本憲司(Sakamoto Kenji)
Music:岡野弘幹(Okano Hiroki)山下有子(Arico)

撮影日時

2020年3月24日 AM0:05~AM3:15 5℃

奈良県

撮影カテゴリー

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