ここは、大分の北部に位置する耶馬渓。
耶馬渓（やばけい）と言うと「青の洞門」が有名みたいですが今回は
一目八景（ひとめはっけい）と言う場所に行ってきました。
耶馬溪の中でも特に風光明媚な場所と言われています。
一度に海望嶺、仙人岩、嘯猿山、夫婦岩、群猿山、烏帽子岩、雄鹿長尾嶺、鷲の巣山の八つの景色が眺望できることから「一目八景（ひとめはっけい）」の名が付いたとのことです。
確かにそそり立つ奇岩が多く、ちょっと大陸的な雰囲気がありました。
でも、ボクは奇岩というより、川の美しさに惹かれてしまいました。
苔むした様々な大きさの岩の間を流れる川の美しさ。
なんとも表現するのが難しいですが、ずっと見ていられる感じです。
空から降ってきた雨粒が山々に染み入り、そして一粒一粒が交わり山肌から湧き出てきます。一筋だった流れが小川となり、やがて大きな流れとなって海に流れていきます。
そして、また雲になって大地を潤します。
そんな、循環を考えていると今ボクの見ている水はいつの時代を旅してきたのかなと考えてしまいます。
もしも、水の精と話ができたら色々と聞いてみたいですね。
あなたはどこを旅してきたんですかって。笑
日本の絶景、美しき日本がここにもあります。
Welcome to Amazing Japan!
Photographer：坂本憲司（Sakamoto Kenji）
Music：岡野弘幹（Okano Hiroki）成川正憲（Narikawa Masanori）
2021年2月7日 AM8:00〜AM10:30 5℃
大分県