鹿児島 奄美大島

Kagoshima Amami Oshima

晴れ/潮溜まりに映るもうひとつの世界。

備忘録

ボクは撮影に行く時、ほとんどがひとりである。
撮影現場で他の人と一緒になっても撮影中はほとんどお喋りはしない。
奄美大島も十数回行っているが全てひとりである。
この時も土浜が見渡せる82号線で撮っていた。もちろんひとりである。
深呼吸しながら、まずは空と海と大地に撮らさせていただきますと一礼。
これはボクの撮影の流儀である。
そして、温度や湿度、風や雲、太陽の昇る位置などを確認し、構図を決めてセッティングをする。
楽しい時間である。
これから出会える風景にワクワクしながら・・・。
でも、心の中はワクワクしていても、頭は緊張というか集中力を切らしてはいけない。
しっかりとターゲットを見つめ、それに合わせカメラの設定を調整する。
そして、シャッターを切り始める。
あとは太陽が、海が、雲が、風が演技をしてくれる。
ボクの場合、だいたい1回の撮影で2000枚ぐらいの写真を撮り、それを動画として編集している。
だから撮影中の風景の移ろいを計算しておかないといけない。
計算通りにいかないと分かっているが計算をしておかないと失敗をする。
失敗とは、自分で撮った写真に何も感じないことなのだ。
だから、ランドスケープの撮影で大切にしている事がある。
それは、自分のココロとカメラと自然とをシンクロさせること。
そうすると、ここを撮りなさいと自然が微笑んでくれる。

日本の絶景、美しき日本がここにもあります。
Welcome to Amazing Japan!

Photographer:坂本憲司(Sakamoto Kenji)
Music:岡野弘幹(Okano Hiroki)

撮影日時

2019年9月8日 AM5:43~AM6:55 27℃

鹿児島県

撮影カテゴリー

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